ずっと京都に住むことに憧れていました。
その夢が実現することになり、まずは京都で購入する家を探すため、マンスリーマンションへ入居することにしました。
今までは、旅人として訪れていた京都ですので、じっくりと住む地域と家を選びたいと、私のわがままでしたが、夫も理解してくれました。
マンスリーマンションと言っても、ホテルのようなものではなく、私の借りた物件は、自分たちの家具を運び入れられる普通の賃貸マンションの一室を短期で貸しているものでした。
移動に便利なように、地下鉄沿線の物件を選びました。
観光できていたころには時間に追われていたので、ゆったりとあちこちを見て回ることができる幸せをかみしめていました。
電車やバスで移動して、カフェに入ったり、買い物をしたりして、住みたいと思える地域を探していました。
ある日、出かけてばかりで、今住んでいるマンションの周囲のことを知らないことに気づき、散歩に出かけることにしました。
小さな不動産屋さんを見つけて、物件を見ていると、お店の方に話しかけられ、家を探していることを伝えると、近所にいい町屋があるとすすめられました。
期待もせず見せてもらった町屋でしたが、ここが私の探していた家だと直感しました。
価格も予算内で、少しリフォームすれば快適に過ごせそうです。
夫の賛成も得られ、とんとん拍子に私たちの京都移住計画が完了しました。
結局、マンスリーマンションには2か月間お世話になりました。


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